2017-01-01から1年間の記事一覧

食べ止まり知らず

当たり前ですが、ネコにもそれぞれ個性がありますね。私はネコを飼った経験がないので、日々なかなか新鮮な発見があります。 お母さんのイケニャンは2度目の出産を終えて、どっしりとした大人の風格が出てきました。 この子はとてもおとなしいです。ご飯を食…

食糧調達

ホーチミンから帰って1週間ちょっと。ようやく身体が慣れてきました。30℃の気温差、しかも暑→寒の移動はほんとうにこたえます。しかも、村の私の部屋というのは、小さな電気ストーブがひとつあるきりなので、待てど暮らせど部屋が温かくならず、下半身が冷え…

国境を越える旅 カンボジア〜ベトナムへ

長らくのご無沙汰で申し訳ありません。理由としては、1.規制 2.多忙 3.ネタ切れ 4.うつ とまあ、この4つが様々入り混じってどんどん時間が経ってしまいました。この間一番たいへんだったのは、やはり生徒を連れてのカンボジア旅行でしたが、それも1日に…

紅棗がみのる森?

10日間ほどずっとブロックされていました。今朝もダメでしたが、今、突然解除されたようですね。ただし、あさってから党大会が始まるので、おそらくじきにまたブロックされると思います。この間にどんどん気温は下がって、短い秋もそろそろ終わり、酷寒の季…

コンポン・プルック

私がバイクにはねられた時に親身になって面倒をみてくれた、ホテルのマネージャーのセイハーとは、今もときどきメールのやり取りをしています。英語のやり取りなんてほんとうに何十年ぶりかなので、辞書引き引きやってます。その彼からついおととい、シェム…

プノン 街歩き

今さら感もありますが、プノンペンの街歩きスナップです。 街の名前の由来となった、ワットプノン。プノンというのは女性の名前のようです。ようです、というのは、ネットで確認したいのですが、現在中国ではyahooの検索が規制されていて使えないのです。goo…

千里馬のニュウニュウ

9月9日、生徒たちを空港に迎えに行く前に、瀋陽駅界隈をぶらついていたら、あっ!と驚くものを見つけました。駅まで歩いて10分もかからない繁華街のど真ん中のやや裏手に位置するのですが、5年ほど前に行った、朝鮮族の夫婦がやっている食堂です。あの時に、…

生命力

村を出たのは7月の26日でした。本来は2週間ほどで帰る予定だったのですが、こんな事態になってしまって、結局2か月間留守にしたことになります。チビなつ亡き後、ウチで私を待っている生物は、瓶の中で飼われている4匹のサソリだけになってしまったわけです…

カンボジア経済の不思議

ゆうべ瀋陽に到着しました。この間忙しくてなかなかアップできなかったのですが、この「不思議」に関してはどうしても書かなければなりません。が、しかし、あさってには生徒たち21名がやって来るので、今からあれこれ用事があって出かけます。今夜中にはな…

SUPER MARKET

恒例のスーパーマーケット巡りです。シェムリアップには、観光客と共に、中長期滞在型の外国人がびっくりするほど多く、ほぼ彼らを対象としているのではないかと思われるスーパーが何軒かありました。価格が高いので、とても現地の一般庶民が日常的に買い物…

国道6号線→プノンへ

私はいまプノンペンです。すでに時間が経ってしまいましたが、振り返ってみれば、私がバイクにはねられたのは8月10日でした。それで翌日の中国深セン行きのチケットはチャラにしてしまいましたが、1週間の静養の後、18日の関空行きAir asiaのチケットをネッ…

Ice Cream with Rice

そうなんです、フリントストーンさん。私も不思議に思っていました。私が見ていた限りでは、Rice を注文する人はいなかったし、そもそもどう考えても、Ice CreamとRiceじゃミスマッチでしょう。でも同じことを考える人はいるものだなぁと思って、がぜん、真…

キリング・フィールド

午前中の比較的涼しい時間に、ホテルからトゥクトゥクで20分ほどのところにある、“キリング・フィールド”へ行ってきました。ここは特に整備された施設ではなく、見学者が訪れることもあまりないようで、“観光地”ではなく、普通の市民たちの生活の場になって…

ANGKOR 写真編

アンコール遺跡群の入場券は、遠くに離れた一部地域を除いて共通券で、1日券(37ドル)3日券(62ドル)7日券(72ドル)と3種類あります。それで、チケットにはその場で撮ってくれる顔写真がつくのです。たしかに、どこからでも入れるし、複数日のチケットが…

観光立国−クメールの王の遺産

シェムリアップに来てすでに13日目です。けっきょくほとんどホテルにいたのですが、それでも、アンコールワット、バイヨン、タプロームとトンレサップ湖だけは、ツアーバスで駆け足で見てきました。近くにある数カ所のパゴダと国立博物館にも行きました。身…

“アンコールに死す”

私はタタミの上では死ねない、いわゆる客死という、ちょっと“カッコいい死に方”をするだろうと、ずいぶん昔からずっと思っていました。で、実際にそうなってしまいそうな事態にも何度か遭遇しているのですが、今回またやらかしてしまいました。明日には中国…

チャチャイ

Secret Garden というゲストハウスにもう1週間もいるのですが、さっぱり体調は戻りません。この湿度と高温の中で、どうやって風邪を治したらいいのかもうお手上げ状態です。ただ重症ではなく、ずるずるぼやーっと微熱を引きずっているだけです。だから遠出は…

酷暑の村から灼熱の国へ

チビなつの悲惨な死以降、さまざまな事情が絡まって、私はすっかり村に居づらくなり、いたとしても炎と燃えたぎる悪魔の赤い舌のような日差しの元で、部屋から出ることすらできない状況下、しばらく村を離れることにしました。そこで選んだのが、今年の11月…

ネコレス

一日中こうやって遊んでます。“リング”となっているのは、石製の「飼葉桶」です。昔は多分耕作牛を飼っていたんでしょうね、今もアチコチの家に残っています。「日本人は、牛と鶏をみんな持って行って食べた。」という話はどの村に行ってもイヤというほど聞…

帰って来たミーミー

子ネコのことをこちらではミーミーといっています。多分小さな子ども言葉だと思うのですが、そのミーミーがなぜか1匹帰って来て、今はお母さんと一緒に暮らしています。6月の中頃に生まれているはずなので、ちょうど40日くらいでしょうか? もうこんなに大き…

過酷な村で

2日村をあけて戻って来たら、たまさか私の心を慰めてくれた3匹の子ネコたちはみなどこかにもらわれて行き、イケニャンだけがぽつんと寂しそうでした。ゆうべ屋根の上でいつまでもニャーニャー鳴いていたのは、失われた子ネコたちを呼んでいたのでしょうか?…

お母さんになったイケニャン

ほんとうにびっくりしました。私はイケニャンは、ずーーーぅと男の子だとばかり思っていたのです。子ネコがもうこんなに大きくなっているということは、私が村を出る頃には、すでに臨月に近かったはずなのですが、ぜ〜んぜん気がつきませんでした。 私はネコ…

なつのいない夏

23日に石家庄に到着してその夜は太原、そして、体調を整えるために翌日離石にもう一泊して25日に村に戻りました。 まずは私の畑の点検です。私がいなかった3週間、ほんとうに雨が降らなかったようですが、仲の良いじいちゃんに水やりをたのんでおいたので、…

寄る歳波はいや高く

炎天下50℃を振り切る黄土高原の村から勇躍帰国早々風邪をひき、なんとこの間4回も医者を訪い、4回目は精密検査の結果を聞きに行ったのですが、特に問題はないといわれたにもかかわらずはっきりしない状況が続いたのですが、あさってには春秋航空で石家庄に向…

「残留日本兵問題」はまだまだ続きます。

「残留日本兵問題」がこま切れ状態で続いていますが、そもそもこういった文章は、まず下書きというか、原稿にしておいてアップするというのが常識ですが、私にはどうしてもそれができないのです。大昔から。このブログの“記事を書く”というページを開いて、…

「山西省残留日本兵問題」 中国のネットから

この数日来、中国のサイトで“残留日本兵”問題を探っていました。当然のことながら、日本人の側からの記述ではなく、中国人の側から見た、太原戦役あるいは閻錫山に関する膨大な記述の中に、残留日本兵問題は散見されます。私たち日本人は、ともすれば、“残留…

食うか食われるか?

今日は久しぶりに昼前から雲が広がって、過ごしやすい一日ではありましたが、ハエがうるさかったです。昨日は大型のハエが飛び回っていたのですが、今日は小型の、日本と同じくらいのハエが、50〜100匹くらい旋回していて、もう気が変になりそうなくらいうっ…

ひたすら暑いだけの日々

今が一年で一番暑い時期ですが、暑いのなんのって、今年はまた特別に暑いです。私が日本から持ってきてミニ菜園に播いた、ネギとミズナと青じそは、せっかく発芽したのですが、カンカン照りの陽射しのために、みな枯死してしまいました。こんなのは初めての…

牛駝寨要塞 廟碉(miao diao)

タイトルの「碉」という字が日本語にはなくて、中国語で入力していますが、表示されていますか?石ヘンに周という字で、diao-トーチカという意味です。さて、自分の部屋でネットが繋がるようになったので、まず何をしたかというと、「牛駝寨要塞」に関して、…

高家溝(gao jia gou)

きのうは高家溝という村に行ってきました。離石とは反対方向の三交鎮に所属します。取材時に撮影した映像のDVDを渡すためです。この村では5人の老人から話を聞きましたが、1番若い人で79歳、最高齢者は、なんと101歳でした。この中の薛世榮という人が、牛駝…