2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧
黄土高原はもうすっかり冬景色です。写真の最後方は太行山脈。今は高速道でスイッと越えられますが、昔“蟻の兵隊”たちが徒歩で越えた険しい山脈です。刈り取った粟の殻。昔は貴重な燃料として売買されたそうです。天気さえよければ、午後の日差しは相変わら…
見事完成です。20日に始まって、ちょうど10日間かかったことになりますが、まぁみんなの〜んびりやってましたから。これがバス道だったりしたら、おそらく3日で開通でしょう。人民解放軍がやって来たら、一晩?(11月29日)
今日の午後、さっそく現場に行ってみたら、もうこんなところまで完成していました。これで一雨降るときゅっとしまって、かちかちになるのですが、今の時期は雨は無理です。もう、雪を待つだけですね。土を削ったところは、こんな感じになっていました。これ…
20日の夕方、なつめの散歩をしていると、「お〜〜い、どこ行くんだぁ〜!」と、今度は下から声がかかりました。次の写真を見ていただくとわかるのですが、このオート三輪が土を下ろしているあたりから、道が崩れていて、それを修理していたのです。ふつう平…
久しぶりに隣村の樊家山に行ってきました。『証言集』を出すにあたって、できるかぎりは、老人たちの安否を確かめておきたいと思ったからです。この村では、私が取材した7人のうち、3人が亡くなっていました。この村も行くたびに人が少なくなっています。み…
昨日の夕方なつめの散歩に出ていると、突然道がなくなっていました。かなりの土砂崩れです。雨が降ってからもう何日もたっているのに、今頃崩れたというのもよほど構造上の都合でもあったのでしょうか?ここは一日に一本だけある離石行きのバスが通る道です…
臨県です。写真を焼くのと、電気調理器が壊れて修理不能なので、新しいのを買いにやって来ました。しかも、例の『証言集』の締め切りが延びたので、今回は久しぶりに泊まりにしました。 賀家湾では暖房なし(来年住めるかどうかわからないので石炭が買えない…
村長さんの家に行ったら、こーんな大きな穴が掘られていて、水がめを作るんだそうです。深さは3メートル弱。3人がかりで3日で掘った(もちろんシャベル1本の手作業)そうですが、やっぱり黄土は柔らかくて粘着力があって、掘りやすいんでしょうね。簡易水道…
きのうの昼ごろなつめがあまりにうるさいので出てみると、棗の樹によじ登ろうとしていました。条件が悪くて見づらいですが、樹の上にネコがいるのです。この写真の部分は土盛りがしてあるので、普通に水を流してもよく、レタスやコスモスが植えてあるわけで…
大豆は重いので、収穫もたいへん。このお兄ちゃんは50キロかついでいるそうです。この家では大豆を家の前の道路に広げて、バイクやオート三輪に踏んでもらうのを待っていました。ふつうはこうやって、パタンパタンと打って、豆を落とします。今はこの音があ…
この界隈で、今花が咲いているのは、おそらくウチのコスモスくらいではなかろうかと思います。村中、畑中探しても他にはありません。 そのせいでしょう、とにかくいろんな昆虫がコスモスの花に蜜を吸いにきて、まったく1日に何回見に行っても飽きません。 例…
私がこの5年半の間に老人たちから聞き取った記憶=『証言集』(証言という言葉は使いませんが、とりあえず)の発刊についてですが、けっきょく、来年3月、東京大学東洋文化研究所の叢書の一環として出させていただくことになりました。私にはおよそ似つかわ…