2017-01-01から1年間の記事一覧

ヒナの誕生

久々の明るい話題です。チビなつの元々の飼い主はリンナイという、村の幹部のひとりなのですが、1年ほど前から小規模の養鶏を始めたことから、なつをいらないと言い出したのです。庭で放すときに追いかけるからです。それで、他の幹部の家がウチの2軒隣にあ…

村民健康診断

いつまでモツかわからないけれど、もう使わないからと、旧式のデバイスをタダでもらって、ようやく今日繋がりました。もらったのは10日前で、中国電信に通信料を払いに行ったのが今月4日でしたが、ここでもなかなか大変だったのです。制度が変わったとかで、…

安国寺

離石に安国寺という古刹があることは前から知っていましたが、いつでも行けると思うとかえってなかなか機会がなく、今日、やっと行ってきました。安国寺というのは、離石の西の端の方にあるのですが、これまでは公共交通機関がなかったのです。ところが市は…

寂しいクロ

当地の犬は、人間があまりかまわないのが一番の理由だと思いますが、あまりというか、ほとんど表情がない犬が多いのです。中でもクロは無表情で、どちらかというと、いつも寂し気な顔をしていました。ワンワンよく吠えるのですが、それも牙をむいたり唸った…

牛駝寨烈士陵園

window8に対応するデバイスを求めて太原までやって来ました。IT街といわれるところに行って探したのですが、そんな古いものはもうないと笑われる始末。そもそもが一般化しなかったものなので、きれいさっぱり姿を消したようです。それにしても、中国人の“新…

柳林にて

柳林というのは、離石の西隣の市で、それほど大きな町ではないのですが、山西から陝西に抜ける大きな橋が架かっていて、鉄道も通っているので、ものすごく交通量の多い町です。勢い、大気汚染もかなり進んだところです。私は何度も何度も通り過ぎていますが…

河底郷村へ行けなかった。

昨日、離石から相乗りTAXIで柳林という町まで行き、そこからバスに乗って三交という小さな町まで行ってきました。臨県にある三交とはまた別の町で、下三交ともいわれています。何のためにそこまで行ったかというと、対岸の陝西省にある河底郷村に行くつもり…

桃の花が咲くころ

当地では、今頃が桃の花の最盛期です。リンゴの白、アンズの薄桃色の花も同じ時期に開花しますが、土色の乾いた大地には、圧倒的に濃いピンクの桃の花がよく似合います。写真はウチのヤオトンの庭。手前のトウモロコシは種を取るために干してあります。もの…

遅ればせの清明節

これまたずいぶん時がたってしまいましたが、今年の清明節は4月4日でした。町に出た子どもたちがこぞって村に帰り、先祖の墓参りをする日です。日頃静かな賀家湾村でもあちこちに乗用車が停まり、あるいはバスで帰郷し、普段は見ない若い人たちで賑わいまし…

動物大量死事件の真相の詳細

もうかなり前のことになってしまいましたが、気になっていらっしゃる方も多いと思うので、動物大量死事件の真相についてお知らせします。 これが私のウチの真ん前の谷にある“羊小屋”です。ここは絶好の飼育場になっていて、外部からの進入口は一か所しかあり…

動物大量死事件の真相

ここのところずっーと繋がりません。スマホからなので簡単に報告だけ。村の羊飼いの羊が何頭か犬に噛み殺されて、怒った羊飼いが殺された羊の肉に農薬を仕込んで小屋に通じる道に播いたそうです。犯人はだいたい分かっているのですが、その犬は大丈夫でとば…

さよならクロ

これがクロが寝ていた部屋です。これまでそこにいたものが、突然いなくなってその痕跡だけを残すというのは、実にさびしいものです。おばあちゃんにどこで死んだのかと聞いてみたのですが、畑で死んでいたそうで、自分の家までたどり着くことはなかったよう…

何事もない日々

離石に来ています。このところまたまたブログの更新が滞っているのは、私がこれまで村で繋いでいたデバイスが壊れ、新しく買おうとしたら、もうそんな古い型はないといわれたからです。“古い型”といっても、window8に対応する型で、どこが古いのかと思うので…

自転車転倒事件

10日になんとか村に戻ったのですが、この間実はものすごく体調が悪く、4軒も医者のハシゴをしてしまいました。そもそもが私は、自らの健康や老化の問題をなめているところが大いにあるのですが、今回はしみじみそれを再確認させられ、なんだか自分の身体がも…

カンボジアの明日をめざして

私がプノンペンに行ったのには、もうひとつの目的がありました。10年ほど前にカンボジア人と結婚して、プノンペンで暮らしているKさんに会うためです。それほど親しく連絡を取り合う関係でもなかったので、実に20年ぶりの再会となります。 2日目の夜に、トゥ…

遥かなるアンコール・ワット

街中の中央市場にも行ってみました。薄暗い屋内は迷路のようで、迷い込んだらなかなか外には出られません。どこも活気に満ちていて、モノは山積みになっていましたが、気になったのは野菜の種類が少ないことでした。畑作農業がまだ“発展途上”といった感じな…

プノンペン経済の不思議

S21に行った翌日、私はまったくの偶然から、“キリングフィールド”から奇跡の生還をされた、今年80歳になるBさんという方にお会いするチャンスに恵まれました。彼は1970年から、75年にプノンペンをクメール・ルージュに追われるまで、日本の通信社で働い…

「S21」

プノンペン市の南部に位置するこの建物は、かつて高等学校の校舎でした。カンボジアの学生(生徒)たちは、フランス統治の名残とはいえ、白いシャツに紺のズボン、女性は紺の巻きスカートと、とても清楚でかわいい制服を身に着けて登校します。ここもかつて…

GA SAI GON

「GA SAI GON」、英語くらいしか外国語を知らない日本人としては、これをとりあえずは「ガー サイゴン」と読んでしまうのではないでしょうか?しかしベトナム語では「ヤー サイゴン」と発音します。日本人の発音で意味は十分に通じます。鉄道のサイゴン駅と…

無事サイゴン到着!

昨日朝、バスのチケット売り場に行ったら、今日も明日もチケットは売り切れだと言われたのですが、めげずにその後2回行って見ました。それで気の毒に思ったのか、ほんとうにキャンセルがあったかどうかはわかりませんが、とにかく今日の朝7時のバスに1枚だけ…

収穫いっぱいの寺巡り

泊まったホテルは中心部に出るのに3、4キロですが、町はずれのヌイサムという200mほどの山までも3,4キロで、とにかく一直線というメインストリートに面していました。朝起きると、ホテルの前のその道路を、次から次から次へとバイクが山に向かって爆走して…

テト

チヤウドックというのは小さな町なので、いつも使っているExpediaには情報がなく、Agodaで宿を取りました。小さいとはいえ、もともと交通の要衝にある古い町ですから、コロニアル風の立派なホテルも1軒あります。3軒あったうちの一番安い(2000円ほど)ホテ…

マンゴーの樹の下に

明けましておめでとうございます。(農暦)2017年のお正月は、カンボジアとベトナム国境の町(ベトナム側)チヤウドックで迎えました。実は一昨日、そろそろベトナムに移動する準備をしなければと、チケットオフィスに行ってみました。すると、明日、つまり2…

いったいここはっ!!?????

本来私は、クアラルンプールで用事が済んだらいったん日本に帰り、春節(1月28日)までには中国に戻るつもりでした。ところが安い切符を求めてネット上をウロウロしていたら、なんと、クアラルンプールからプノンペンまで、税込み3118円で行くことがわかった…

白亜の殿堂

今日午前中に人と会って、それでクアラルンプールまで来た用件がすべて終了しました。そこで、その待ち合わせ場所のすぐ前にあった、中国式の仏教寺院に入って見ました。狭い敷地ぎりぎりに建てられた寺で、道路の向かい側からしか写真も撮れません。さすが…

CHOW KIT

到着早々、どうも腹具合がよくないのです。何かにあたったわけではなく、ようするに“なつめ状態”。理由ははっきりしていて、1.とにかく何を食べても辛い、辛過ぎる。2.どこに行ってもクーラーが効き過ぎ。かといって止めると暑い。3.これまでの疲労が溜ま…

ようやくビールなど。

“よんどころない用事”があって、クアラルンプールに来ています。しかし今回、ここまでたどり着くのに、ほんと〜〜に苦労しました。まずこれで予定がすっかり狂ったのですが、私は出国の前に15万円ほどの海外送金をする必要がありました。以前ならば、ほんの3…

なつめ、ごめん!

信州地方は8日の夕方から9日朝にかけて雪になりました。実は松本は、北信と比べてあまり雪が降らない地域なのですが、久しぶりに15センチくらい積もりました。 なつめは当然大喜びなのですが、これだけ積もってしまうと雪原を駆けるというわけにはゆかないの…

永厳寺

ベトナムは仏教国です。しかし、日本も遠く離れた国々の人たちからは、“仏教国”と認識されているようですが、仏教が生活の中に根を張っている度合い、というのはぜんぜん違うと思います。今回は、ベトナム国内でたびたび長距離バスに乗ったので、窓越しとは…

儒仏混淆?

私たち10人は、5日に友誼関から“歩いて”国境を越え、ハノイ到着。そして8日に飛行機でダナンに移動し、そこから30キロほど南にあるホイアンという町に向かいました。ホイアンは、16、17世紀に“南蛮貿易”の拠点として繁栄した町で、ユネスコの世界文化遺産に…