SUPER MARKET

恒例のスーパーマーケット巡りです。シェムリアップには、観光客と共に、中長期滞在型の外国人がびっくりするほど多く、ほぼ彼らを対象としているのではないかと思われるスーパーが何軒かありました。価格が高いので、とても現地の一般庶民が日常的に買い物をするところとは思われません。私が見たところでも、客のほとんどがヨーロッパ系の滞在型の人、韓国や日本からの観光客らしき人、生活が裕福な華人系の人たちでした。経営者にも華人系が多いようで、いたるところで漢字が見られました。


チーズやハム、ヨーグルト、そしてワインなど、日本のちょっとしたスーパーよりも品ぞろえが豊富ですが、切り売りで、100g 20〜40ドルと、とても高いです。現地の人たちが買える値段ではありません。


こういったものは全アジアどこに行ってもありそうですね。なぜかシマヤだしの素、おたふくソースというのは定番です。


定住日本人がいるということですね。海苔巻きとおにぎりもありました。


MINISOというのは、日本の無印と100均の中間くらいの感じ。ベトナムでも中国でもときどき見ます。商品はすべて日本人デザイナーによるものだそうです。


国立博物館に併設されているオシャレな土産物屋。1階の階という字が中国語の簡体字で書かれていますが、香港や台湾でなく、大陸部からの観光客が多いという意味ですね。



こちらはプノンペンのイオン。カードが使えないので、ここに入っているAir asiaのオフィスまで行って航空券を買いました。もう現金がないでしょう、と思われるかもしれないですが、実は、シェムリアップ中国銀行に行ったら、普段中国で使っているカードで、そのままATMからドルが引き出せたのです。両替もなにもなし。


まだオープンしたてのようで、ただ単に遊びに来ていた人も多そうでした。カンボジア本来の市(マーケット)と比べて、なんと煌びやかで広々として清潔感のある空間なんでしょう。独特の臭いもきれいさっぱり消えてしまいました。


寿司コーナーは豊富でした。1パック3ドルくらい。


価格はこうやって2重に表示されます。一般的には1ドルが4000リエル。例えば1.5ドルを支払うときは、1ドルと2000リエル、ないしは2ドル払うと、2000リエルのおつりが返って来るということになります。ただし、スーパーで1.35ドルなんていうともう計算ができないので、2ドルを払うことになり、そうするとおつりの細かいリエル札がたまってくるのです。で、その細かいのをまとめて8000リエルくらい使おうとすると、イヤな顔されます。やっぱりドルの方がいいみたいです。一番小さいお札が100リエルで、日本円の3円ほどでしょうか、お寺の賽銭くらい(1枚じゃダメですよ)しか使い道がないですね。

リエルでしか払えないのがプノンの市バスの料金。1500リエル。乗るときに箱に投入するスタイルで、私は1ドルしかなかったので、つりは出なくてもいいやと思って乗ったのですが、運転手がダメだダメだ(つりは出ないよ)というのを横で見ていた人が、私の1ドルをリエルに両替してくれました。カンボジア人はやっぱり優しいですね、中国人なら知らんふりです。ただ、中国人の場合、両替してくれないかと、具体的に誰かに頼めば替えてくれることもあります。