2016-01-01から1年間の記事一覧

過る思い

私はいま、ベトナムサイゴン、旧大統領官邸正面入り口の門の前に立っています。というのはウソですが、きのう行ってきました。10日午後、生徒たちはダナンから羽田行きのフライトで帰国し、私はホーチミンに到着しました。翌日はホテルで休養に務め、12日に…

ご報告

私はいま上海です。あす、生徒たちがやって来て、上海→大新→崇左(広西省チワン族自治区)から、憑祥→友誼関を越えてベトナムに入ります。生徒たちは来月10日には、ダナンから帰国するので、その後にまたベトナムの様子などアップできると思います。

とても不思議なことなのですが、ちょうどこの書き込みの後半分が消えてしまった時間帯に、いつもここにコメントをくださる、私の大先輩の六文銭さんのお宅でご不幸がありました。それで、この項はこのままの状態にしておきます。タイトルの「歳紙」の写真だけアップしておきます。人が亡くなってから埋葬の前夜まで門口に掲げられるもので、年齢+2(天と地)枚の紙で作ります。

歳紙

ゆうべ9時ころにバチバチバチッ!っと短く爆竹がなりました。人が死んだ、という意味です。音の聞こえた方角から、すぐに思い当たる家があって、外に出てみると、やはりその家で、煌々と明かりがつき、「哭」の声が闇のしじまを縫って響き渡りました。ちょう…

豆ひろい今日はどこまで行ったやら

これで私がそうとうのヒマ人であることがバレてしまいましたが、本日、当初の目標を達成しました。いつもは午後にチビなつの散歩に出るのですが、今日は起きてすぐに行って見たのです。ちょうど豆を畑から降ろしている人がいて、その人の来た道を上って見る…

クロの帰還

ほんとうにびっくりしました。 今日の昼前、扉を開けたままかたずけものをしていて、フト振り返ると、クロがいたのです。1年ほど前、突然姿を消して、おばあちゃんに聞いてもまったく要領を得ず、私がてっきり食肉として売られていったと、悲観的な早トチリ…

秋の終わりの落ち角ひろい

私がせっせと落ち豆ひろいをしている間に、チビなつもこんな“ごちそう”をひろって来ました。山羊の角です。さすがに硬くて食べられませんが、中にちょっとだけ髄の部分が残っていて、それは一生懸命ほじくりだして完食しました。からっぽになった角も銜えて…

秋の終わりの落ち豆ひろい

あと数日で秋も終わります。この間は晴天の日が続いていて陽差しも強く、まだまだ暖かいのですが、来週には続けて雪が降り、その後は日中でも氷点下の真冬日となるようです。畑仕事はほとんど終了していて、ところどころに残っている青い色は白菜です。あと…

秋の色

今年こそはもう止めようと思っていても、山に行くと無限に落ちているので、貧乏性の私は素通りすることができず、ついついこうなってしまうのです。 昔、信州の山里で暮らしていた頃、干し柿を吊るしたのを思い出しました。後で食べることとか味とかはあまり…

なつめのリース

今年は秋になってからも雨が多く、畑に行く道もガタガタボコボコですが、ようやく昨日から晴れて、どうやらこの先は晴天が続きそうです。おかげですっかり寒くなりました。昨日の朝は初霜と初氷を見たのですが、私が起きるのが遅いので、もう少し早かったか…

七十の木登り

相変わらず“生き物”との闘いに明け暮れながらも、ここのところ、日常雑事に追われる毎日です。すっかり涼しく(寒く?)なって、サソリはようやく活動休止期に入ったもようですが、お次はまたまたネズミ。床と壁に2か所トンネルがあって、そこから出ようと夜…

蛇足:世界十大毒王+笑う蜘蛛

サソリのエントリーが意外なほど好評(!?)ですね。それで、ほんの蛇足ですが、こんなサイトもあったのでご紹介。普段は、ネット環境も悪いので、あまり検索することもないのですが、今回、中国のサイトをあれこれ見ていて、いや、ほんとうにおもしろいものを…

サソリ豆博士(閲覧注意)

いろいろ有意義なアドバイスをいただき、これならサソリでひと儲け、いや、村人の福利厚生のお役に。。。と、いま離石にいることだし、さっそく本気でネットをぐるぐるしてみました。日本だと、以下にあるWikiがまずは基本ですが、 https://ja.wikipedia.org…

ようやくあれこれ。

16日に村に戻ったのですが、今回はすっかり体調を崩してしまい、ようやくなんとか持ち直しました。私のネックは鼻炎と胃炎ですが、要するに歳ですね。 帰って来て最も気になることはやっぱりチビナツとイケニャン。幸いふたり、いえ2匹とも元気にしていまし…

そればかりが気がかりで。

ほんと、これが同じ国だとはまったく思えないですね。村を出て離石泊。離石から北京まで1時間ほど飛行機に乗り、北京から高速鉄道に5時間ほど乗って、今はほんの1日で、東北の都、瀋陽まで来てしまうのですが、すべてにおけるその格差に関しては何をかいわ…

石門焉

もう10年も前から、「行きたい、行かなければ」と思い続けて来た地に、今日行ってきました。なぜこれまで行かなかったかというと、第一にものすごく行きづらいところで、一日車をチャーターしなければ無理という地理的条件があったのですが、もうひとつは、…

1キロ 12000円っ?!

ところで、忙しいわりにはここ最近ちょっと“凝っている”ことがあって、それは何かというと、サソリ捕りです。サソリは漢方薬の材料としてけっこう高値で取引されるので、日が暮れるとブラックライトを持ってウロウロしている村人は少なくありません。いくら…

ワンとニャーでくたびれたぁー!

3日前のことですが、しばらく見なかった“チビなつめ”がやって来ました。一見まったくフツーでしたが、後ろ足の付け根のところに大きな穴が開いているのを発見したのです。中の肉が丸見えで、本人、いえ本犬はぜんぜん痛がっていないのですが、見てるこっちの…

いつまでモツかわかりませんが。。。

まったくひどい目に遭いました。今も継続中です。 私はパソコンを2台持ってきています。1台はVAIOで、これは主に、映像処理とDVDの焼き付けに使っています。撮影したフィルムを編集してDVDにして届ける、というこの作業をこまめにやって来たおかげで、葬儀な…

ベトナムの旅 その12

私たち“団塊の世代”(の一部の人間)にとって、ベトナムという言葉からのイメージは、ベトナム戦争に始まってベトナム戦争に終わるといっても過言ではないでしょう。思い起こすことは多々あります。ただ、今回の旅は、12月に予定されている、高校生のための…

ベトナムの旅 その11

PCの調子が悪くてまた空いてしまいました。またぞろ寿命かしらと頭が痛いです。これまでにも何度か書いたことはあるのですが、アップできなくて。とにかく、日本で買っているPCなので、修理するときにいつも困るのです。PC本体自体のもろもろは中国語で表示…

ベトナムの旅 その10

市場をぶらぶらするのはほんとうに飽きるということがないです。旅先なのでほとんど何も買わないし、言葉がまったくできないので、限りなくコミュニケーションゼロなのですが、それでもおもしろいです。 泊まったホテルのちょうど真ん前に、市場のメインとな…

ベトナムの旅 その9

私にとってベトナムは初めての国の上に、事前にガイドブックの類はいっさい目にしませんでした。ただ、前にもアップしているのですが、太原まで行ったにも関わらず手に入らなかったのです。ぶらり一人旅ではなく、仕事として行くわけですから、事前の知識は…

ベトナムの旅 その8

6月8日の朝、同僚をタンソンニャット空港に送ってから、私はカントーという町に行きました。私もそんな町があることすら知らなかったのですが、松本にいるベトナム好きの友人のおすすめです。ホーチミンから西へ160キロ、バスで4時間半ほどです。町ではなく…

災難続きで

ベトナム報告を一気に最後までアップするつもりだったのですが、ここに来て、小さな災難が連続しまして気が乗らず、ストップしています。 第一に、ずっと雨が降り続いているのです。例年、棗の収穫の前後に、“秋の長雨”というのがあって、1,2週間梅雨のよう…

ベトナムの旅 その7

定番のスーパーマーケット巡りです。これは、カントーという、メコンデルタ最大の都市のスーパー(上2枚)と、最後にホーチミンに戻って、日が暮れてから大急ぎでのぞいた近くのスーパー(3枚目)で撮ったものです。CO.OP martというのが、ホーチミン最大のス…

ベトナムの旅 その6

この写真は、ダナンの空港の搭乗口に入るゲートです。いわば、もっとも広告料が高い場所のひとつだと思います。 ベトナムの表玄関、タンソンニャット国際空港。 ホーチミンのベンダイン広場。他にも主に観光客向けのホテルやショップが並ぶドンコイ地区など…

ベトナムの旅 その5

私たちは時間がなかったので、ハノイ→ダナン、ダナン→ホーチミンと飛行機を使いました。列車だとそれぞれ17時間ほどかかるようですが、ぜひとも乗って見たいものです。生徒たちがやって来るツアーは、“歩いて中越国境を越える”というのが一番のポイントです…

ベトナムの旅 その4

南北に細長いベトナムの中央部に、ベトナム第3の都市ダナンがあります。ベトナム戦争のとき、アメリカの海兵隊が上陸して軍事基地を建設した、あの有名なダナンです。今はベトナム屈指のリゾートタウンとして繁栄しているようです。 それはともかく、私たち…

ベトナムの旅 その3

知らない土地に行くと、市場をぶらぶらするのがとても楽しみですが、ハノイでは十分な時間が取れませんでした。ほんの一部です。 ベトナムは国の東と南側が海に面しているので、当然のことながら魚が豊富です。しかもほとんどが生きたまま売られています。高…