HPオープンさせました。

カンボジア政府の認可もおりて、いよいよゆっくり旅本舗は、正式な旅行代理店としてスタートすることになりました。 このブログを始めたのは、なんと、14年も前のことで、古い記事はすでに消滅してしまっているようですが、ほんとうに長い間お世話になり、あ…

ゆっくり旅本舗 in カンボジア

今年3月、黄土高原の寒村を出て以来、早いものですでに7か月が過ぎてしまいました。これまで、だらだらと書き続けていた「紅棗がみのる村から」に、そのまま継続する形でカンボジアの様子などお知らせしてきましたが、この際、独立させることにしました。な…

帰国しました。

3月14日、村のすべての荷物を引き払って帰国しました。この先彼の地に行くことはあっても、住むことはありません。理由は3つで; まず、日中戦争時の老人たちの記憶を聞き取るという私の仕事が終わったからです。当時の記憶を持つ人は、平均寿命の短い彼の地…

郝峪塔の白じいちゃん

臨県から北上すること30キロほど、郝峪塔(ハオイーター)まで行ってきました。臨県から北へは、ほぼまっすぐな道が続いていて、バスの速度も違います。遠くには山並みが望まれますが、ほぼ平坦地で、内モンゴル方面に向かう石炭車が行きかう主要幹線道路で…

工会賓館

ちょっとした用事があって久しぶりに臨県に行ってきました。何度も書いていますが、私が住む賀家湾は、臨県に属しますが、臨県最南部にあるため、隣の行政区の離石の方がずっと近く便利さも格段に違うので、臨県(行政所在地も臨県)に行くことはめったにあ…

廃れゆく伝統?

今年は初七(春節から7日目)と初八に唱劇があると聞いていたのですが、前日の初六になってもそれらしき動きが見えません。唱劇、つまり晋劇(京劇との違いは私にはわからない)を廟に奉納するわけですが、ピンキリはありますが、いずれにしろかなり大掛かり…

新春快楽!

明けましておめでとうございます。 不思議なことに、昨日あたりからほんとうに暖かくなって、最高気温が+になりました。19日は雨水で、来月5日はもう啓蟄ですからね。どうやら厳しかったこの冬も無事に乗り切ることができそうです。 きのうはひっそりしてい…

除夕(チューシー)スナップ

今日が除夕、大晦日です。離石で春節を迎えるのは初めてで、中央広場あたりはさぞかし人出が、、、と思って4時頃に出かけたら、案に反して人も車も平日よりずっとずっと少なくて、閑散としたものでした。春節の用意はすでに全部済ませて、今夜は伝統に則って…

バスが走らない春節

10℃からさっぱり温度が上がらず、またまた離石に避寒しました。今年は特別に寒いようです。写真は、結露した水滴が即座につららになったもので、これは扉の内側です。ビロウな話ですが、一番つらいのはトイレです。こちらのトイレは、穴掘って大きな甕を埋め…

迎春準備

ようやくにして部屋に戻った時、室温は8℃でした。氷点下20℃が続いていたはずなのに、室温が8℃もあるというのは、さすがにヤオトンです。壁も床も天井もすべて土でできているわけですから、外気温の影響を受けづらいのです。しかししかし、この土でできている…

文水ちょいブラ

文水がずっと気になっていたのには、もうひとつ理由がありました。ここにひとりの日本人残留婦人が暮らしている(いた)という話を、もう10年近くも前から聞いていたのです。いわゆる残留孤児ではなく、敗戦時にすでに成人か、それに近い年齢(といっても実…

武則天の故郷

北京から呂梁に戻る途中、文水という町に寄りました。太原と呂梁の中間、呂梁寄りに位置する町です。これまでに何度も何度も通った町なのに一度も降りたことはありませんが、今回時間があったので寄ってみることにしました。駅のホームの看板に、「武則天の…

撮り鉄さんいらっしゃい!

泊まっていたホテルのある天壇から北京駅までは、ブラブラ歩いて1時間くらいとふんで、徒歩で出かけました(帰りも歩きました)。位置関係ははっきりしているので、ジグザグで駅の方角に向かったのですが、裏側から攻める形になるので、線路がうまく越えられ…

北京站にて

ネットで購入したチケットを受け取るために北京駅に行きました。当日でもいいのですが、場合によっては長時間並ばなければならないからです。身分証がある人は、機械から受け取ることができるのですが、旅券は認識しないので窓口まで行かなければなりません…

中国の夢

これが見納めと、天安門広場に行ってきました。10年以上も前、北京に住んでいたころは、やはり何かとおじゃましましたが、ほんとうに久しぶりです。泊まっているホテルの近くから、「前門」行きのバスが出ていることを知り、それに乗りました。前門は天安門…

胡同巡り

またぞろ先週ホーチミンから戻ったのですが、寒すぎてウチに戻れず、北京に滞留しています。東京では、40数年ぶりに−4℃を記録したとかでニュースになっているようですが、最高が−4℃なら御の字という地に頑張って戻っても、暖房は小さな電気ストーブひとつ、…

食べ止まり知らず

当たり前ですが、ネコにもそれぞれ個性がありますね。私はネコを飼った経験がないので、日々なかなか新鮮な発見があります。 お母さんのイケニャンは2度目の出産を終えて、どっしりとした大人の風格が出てきました。 この子はとてもおとなしいです。ご飯を食…

食糧調達

ホーチミンから帰って1週間ちょっと。ようやく身体が慣れてきました。30℃の気温差、しかも暑→寒の移動はほんとうにこたえます。しかも、村の私の部屋というのは、小さな電気ストーブがひとつあるきりなので、待てど暮らせど部屋が温かくならず、下半身が冷え…

国境を越える旅 カンボジア〜ベトナムへ

長らくのご無沙汰で申し訳ありません。理由としては、1.規制 2.多忙 3.ネタ切れ 4.うつ とまあ、この4つが様々入り混じってどんどん時間が経ってしまいました。この間一番たいへんだったのは、やはり生徒を連れてのカンボジア旅行でしたが、それも1日に…

紅棗がみのる森?

10日間ほどずっとブロックされていました。今朝もダメでしたが、今、突然解除されたようですね。ただし、あさってから党大会が始まるので、おそらくじきにまたブロックされると思います。この間にどんどん気温は下がって、短い秋もそろそろ終わり、酷寒の季…

コンポン・プルック

私がバイクにはねられた時に親身になって面倒をみてくれた、ホテルのマネージャーのセイハーとは、今もときどきメールのやり取りをしています。英語のやり取りなんてほんとうに何十年ぶりかなので、辞書引き引きやってます。その彼からついおととい、シェム…

プノン 街歩き

今さら感もありますが、プノンペンの街歩きスナップです。 街の名前の由来となった、ワットプノン。プノンというのは女性の名前のようです。ようです、というのは、ネットで確認したいのですが、現在中国ではyahooの検索が規制されていて使えないのです。goo…

千里馬のニュウニュウ

9月9日、生徒たちを空港に迎えに行く前に、瀋陽駅界隈をぶらついていたら、あっ!と驚くものを見つけました。駅まで歩いて10分もかからない繁華街のど真ん中のやや裏手に位置するのですが、5年ほど前に行った、朝鮮族の夫婦がやっている食堂です。あの時に、…

生命力

村を出たのは7月の26日でした。本来は2週間ほどで帰る予定だったのですが、こんな事態になってしまって、結局2か月間留守にしたことになります。チビなつ亡き後、ウチで私を待っている生物は、瓶の中で飼われている4匹のサソリだけになってしまったわけです…

カンボジア経済の不思議

ゆうべ瀋陽に到着しました。この間忙しくてなかなかアップできなかったのですが、この「不思議」に関してはどうしても書かなければなりません。が、しかし、あさってには生徒たち21名がやって来るので、今からあれこれ用事があって出かけます。今夜中にはな…

SUPER MARKET

恒例のスーパーマーケット巡りです。シェムリアップには、観光客と共に、中長期滞在型の外国人がびっくりするほど多く、ほぼ彼らを対象としているのではないかと思われるスーパーが何軒かありました。価格が高いので、とても現地の一般庶民が日常的に買い物…

国道6号線→プノンへ

私はいまプノンペンです。すでに時間が経ってしまいましたが、振り返ってみれば、私がバイクにはねられたのは8月10日でした。それで翌日の中国深セン行きのチケットはチャラにしてしまいましたが、1週間の静養の後、18日の関空行きAir asiaのチケットをネッ…

Ice Cream with Rice

そうなんです、フリントストーンさん。私も不思議に思っていました。私が見ていた限りでは、Rice を注文する人はいなかったし、そもそもどう考えても、Ice CreamとRiceじゃミスマッチでしょう。でも同じことを考える人はいるものだなぁと思って、がぜん、真…

キリング・フィールド

午前中の比較的涼しい時間に、ホテルからトゥクトゥクで20分ほどのところにある、“キリング・フィールド”へ行ってきました。ここは特に整備された施設ではなく、見学者が訪れることもあまりないようで、“観光地”ではなく、普通の市民たちの生活の場になって…

ANGKOR 写真編

アンコール遺跡群の入場券は、遠くに離れた一部地域を除いて共通券で、1日券(37ドル)3日券(62ドル)7日券(72ドル)と3種類あります。それで、チケットにはその場で撮ってくれる顔写真がつくのです。たしかに、どこからでも入れるし、複数日のチケットが…