Ice Cream with Rice


そうなんです、フリントストーンさん。私も不思議に思っていました。私が見ていた限りでは、Rice を注文する人はいなかったし、そもそもどう考えても、Ice CreamとRiceじゃミスマッチでしょう。でも同じことを考える人はいるものだなぁと思って、がぜん、真相を究明する気になり、フロントに行ってみました。ちょうど“仏さま”がいたので写真を見せて聞いてみると、ゲラゲラ笑って、となりの店に行けばあるよ、というのです。


ホテルのすぐ右隣りが、パーラーショップというんでしょうか、アイスやシェイクなどを売っていますが、一度も入ったことはありません。扉を開けてさっそくデジカメの写真を見せ、これをくれというと、出てきましたねぇ〜〜。


これです。下はアイスクリームになっています。どこからどう見てもIce Cream with Riceです。で、これがなかなかおいしかったのです。ライスそのものが日本のコメとは違ってパリパリしていて、かなり甘みがありました。アイスクリームにビスケットやウエハースなど付けたりしますが、考えてみれば、穀物とアイスというのは相性がいいのです。

ここは大衆甘味屋といった感じの店でしたが、写真付きのメニューがあって、そこに単品でRiceというのがあったのです。1000リエルですから、30円くらいということです。つまりカンボジアでは、アイスはもちろん、バナナシェイクやマンゴージュースやメロンフラッペなどにもRiceを乗せて食べる習慣があるということです(おそらく)。おかげさまでこれはなかなかおもしろい発見でした。文化ですねぇ。


これが Bopha Pollen Hotel 30室ほどしかない小さなホテルですが、シェムリアップにいらっしゃる方にはお勧めです。Expedia で検索すれば出てきます。


ホテルの前で待っているトゥクトゥク。みんなガツガツしないで、のんびりやってます。


ホテルの向かいが、修理工場か何かかしらと思ってしまう、実は韓国ラーメン屋。なぜか、Jポップがしょっちゅう流れています。ホテルのななめ裏手には、日本人が経営するうどん屋があるそうです。

ご質問の、なぜ旅人がドッグフードを持ち歩いているのかというのは、前にいたホテルのチャチャイという犬が、高級ハムばかりをねだるので、スーパーで買ったのですが、食べないんですね、これがぜんぜん。仕方なく持って歩いて、寺に行くとたくさんいるので、布施して歩いていたわけです。