キリング・フィールド

午前中の比較的涼しい時間に、ホテルからトゥクトゥクで20分ほどのところにある、“キリング・フィールド”へ行ってきました。ここは特に整備された施設ではなく、見学者が訪れることもあまりないようで、“観光地”ではなく、普通の市民たちの生活の場になっているようです。大きな写真パネルで簡単な説明がされていましたが、入場料をとるわけでもなく、静かな場所でした。ポルポト政権下の4年間の間に、この地でも数千人の無辜の民が虐殺されたそうで、その跡地はここだけではなく、ホテルのすぐ近くの別の寺にも供養塔が建っています。



この学校のような建物がかつての収容所だったようです。今は敷地全体がワット・トメイという寺になっていて、僧侶たちの生活の場となっています。



人骨が納められた慰霊塔。2枚目のものは、ホテルの近くにある別の寺です。


カンボジアでは、寺の敷地内にだいたい学校があります。上座部仏教の国で、もともと僧侶が子どもたちを教育していたので、その伝統だと思いますが、寺ではない地域にある普通の公立学校とどこらあたりが違うのか、それはわかりません。聞ける人に出会えたら、ぜひ聞いてみたいと思います。


玄関の上になんだか日本語が書いてあるような気がして近づいてみたらこの通り。私のふるさと界隈の名前がずらりでびっくりしました。


ちょうど授業が終わったところで、小坊主さんたちがいっせいに飛び出してきました。



屋台で売っているのは、砕いた氷に真っ赤なシロップをどぼどぼかけたもので、ちょうど日本のイチゴのかき氷と同じですね。カンボジアでは、女性が僧侶に触れても話しかけてもいけない、などとガイドブックに書いてありましたが、まだ僧侶になってないからか、ふつうに何か話しかけてきましたよ。ちょうど犬がいて、私が持っていたドッグフードをあげようとしたら、「×Δ:〇§……¥」とかなんとかいって、もう一匹別の犬を連れてきました。お寺に行くとほんとうに犬が多いです。


これはアイスクリーム売りですが、なんと、バゲットパンを開いて、中に3つほど、なんていうんでしたっけ、アイスをつかむ丸い道具で入れて、その上に練乳をかけていたのです。食べてみたかったけど、朝ごはん食べたばかりで。。。


子どもたちがメンコをやっていたのですが、地面に双方のメンコを並べて、じゃんけんで勝った方から、地面を平手でバンッ!とたたいて、ひっくり返った分はもらえるみたいでした。右下の女の子が圧倒的に強くて、向かいの少年はむくれてましたね。

ということで、今回は、タイトルに準ずる内容はあえて書きませんでした。