ようやくあれこれ。

16日に村に戻ったのですが、今回はすっかり体調を崩してしまい、ようやくなんとか持ち直しました。私のネックは鼻炎と胃炎ですが、要するに歳ですね。


帰って来て最も気になることはやっぱりチビナツとイケニャン。幸いふたり、いえ2匹とも元気にしていました。お隣がまた留守で、イケニャンは数日間ノラとなっていたようです。離石に親戚が何軒かいることとふたりの子どもが共に離石で働いているので、最近は休暇になると離石に行ってしまうのですが、私としてはたいへんに嬉しいです。





イケニャンは木登りが大好きで、いつもどこかに登っています。これは使わなくなった石臼で、ここもお気に入りの場所。たまにチビナツがいないときは、それがわかるのでしょうね、スルッと私の部屋に入ってきて“主気分”に浸っています。


出かけるときはまだ真っ青だった棗が色づきました。今年はたくさんついていますが、雨が多かったせいか、どうも虫食いが多いようです。これからの季節は、村中どこに行っても棗だらけですから食べ放題。乾燥させる前の棗は、りんごのような味で、とてもおいしいですよ。でも、それぞれ木によって微妙に味が違うので、ひとつひとつ味見しながら散歩します。去年は1キロが10円にもならない豊作貧乏で、ほとんど誰も収穫しなかったのですが、今年はどうなるでしょうか?


農作物の収穫はまさにこれからという時期で、まずはヒマワリ(種を食べる)、さつまいも、そしてゴマ、キビ、じゃがいも、粟、トウモロコシ・・・と続きます。1年で一番忙しい季節です。


これは、ハルビンで買ったロシアパン。半月もつといわれたので(防腐剤がたっぷり!)、小さめのをひとつ買って、ザックに背負って後生大事に持って帰りました。高さが15センチあります。そりゃあ日本のパンほどにおいしくはありませんが、まあまあですね。太原で買ったキューピーマヨネーズをつけて食べています。


サソリは瓶に入れたままでしたが、蓋をあけてみたらやっぱり生きていました。それで、ネットに書いてあったように、塩ゆでして乾燥して、次回帰国のおりのお土産にすることにしました。長い箸で1匹ずつつまんでエイッ!と鍋に放り込むと、さすがに一瞬ですね。死んだモノはすぐにバラバラに崩れてしまいました。全部で8割くらい、15匹ほど生き残っていましたが、もっといたはずなので、多分共食いしたのではないかと思います。

そうそう、帰って来て部屋を開けたら、洗面器の中に1匹いました(入ったら出られなくなった)。実はこれからの季節が一番ヤバいのです。外気温より室温の方が高くなるので、部屋の中に入り込んで来ます。ちなみに現在の室温は20℃。帰った日の夜、畳んであったふとんを徹底的に検査したのはいうまでもありません。