秋の色


今年こそはもう止めようと思っていても、山に行くと無限に落ちているので、貧乏性の私は素通りすることができず、ついついこうなってしまうのです。



昔、信州の山里で暮らしていた頃、干し柿を吊るしたのを思い出しました。後で食べることとか味とかはあまり関係なくて、こうやって、秋の色をちょっぴり私物化して楽しむという、いかにも日本人的な方法に私は満足していますが、相変わらず村人にとって、私のやることは???の世界です。


山や畑に青いものはもうそろそろなくなりますが、冬でも放牧はするわけで、収穫が終わった後のトウモロコシや粟などの硬い殻を、羊たちはバリバリ食べます。もちろん畑の持ち主の了解を得た上で羊を放すのですが、越境したりするので時々もめ事が起こります。昔は、この殻は貴重な燃料だったので、売り買いされたようです。今でも使いますが、主に夏場、かまどが外にあるときです。


イケにゃんはすっかり大人(青年)のネコになって来ました。チビなつは今日もブタれてました。