豆ひろい今日はどこまで行ったやら


これで私がそうとうのヒマ人であることがバレてしまいましたが、本日、当初の目標を達成しました。いつもは午後にチビなつの散歩に出るのですが、今日は起きてすぐに行って見たのです。ちょうど豆を畑から降ろしている人がいて、その人の来た道を上って見ると、ありがたい落し物が随所にぽつぽつ。遠慮なくいただきました。



私はこれまで、道の上ばかりを探していたのですが、そうではなくて、道の両側の枯草や枯れ枝のあたりを注意しなければならなかったのです。しかも村人たちは朝早くに作業をするので、午後に行っていては、すでに誰かが拾っているのです。その上に、豆柄も枯草も大地も(おまけにチビなつまで)すべてまったく同じ色なので、かなり真剣に視線をくまなく回さなければ見落とします。


遠出はしないつもりでしたが、ついつい豆につられて、久々に樊家山の近くまで行ってしまいました。もっとも、なつめがいた頃は、毎日のようにこれくらいは歩いていましたが。遠くから見る段々畑は、やはり耕作放棄をしたところが多く、雑草に覆われて徐々に自然に還ってゆくところです。なつめと歩いた頃は、もっともっと下まで、あんなところまでと思うくらい谷底の猫の額のような平地にまで人の手が入っていました。あの畑に再び鍬が入ることはもうないのでしょう。私もこの地に来てすでに10年。月日の経つのは速く、こんな最果ての地の風景もひどく変わり、私も歳をとりましたが、いえいえまだまだやりたいことも行きたいところも。。。がんばらなくっちゃ!

ということで、帰って来て測ってみたら、1キロを超えていました。で、これをどうするかというと、もやしをつくろうと思っているのです。