ベトナムの旅 その10

市場をぶらぶらするのはほんとうに飽きるということがないです。旅先なのでほとんど何も買わないし、言葉がまったくできないので、限りなくコミュニケーションゼロなのですが、それでもおもしろいです。




泊まったホテルのちょうど真ん前に、市場のメインとなる屋根付きの建物があって、広さはそうですね、せいぜいサッカーのコートくらいでしょうか?そこは川に面して搬入口があるので、水産品がメインになっています。小さな漁船が横付けして、荷降ろしをして、直接ここで売っているわけです。もちろん川そのものが主要な交通路になっているので、水産品だけでなく野菜や果物もここから搬入されます。




その建物の両側の路上に、ずらりと市が立つのです。固定の店舗もあれば、路上で店を広げる人もいます。全長で数百メートルで、それほど大きな市ではありませんが、モノは豊富で、活気に満ち、売る人にも買う人にもセカセカした感じや、まして暗い感じはなく、町の人の暮らしぶりに余裕すら感じられて、毎日同じところを行きつ戻りつしても飽きないどころか、豊穣のメコンを垣間見る思いでした。


カエル売ってました。


これは入れ物がおもしろくて。バナナの皮で作ってあります。



これは何だろう?というのも多いです。この花にはものすごくミツバチがたかっていて、甘いんでしょうね。



この白いモノは何だと思いますか?焼きバナナです。ベトナムのバナナは、私たちが日ごろ目にするものとは違って、寸がなくて、そしてモンキーバナナよりずっと太いです。皮がものすごく薄くて、ほんと〜〜においしいですよ。


ほらね、やっぱり黄色い菊を売っているのです。


こうやって皮をむいて売ってるところがありましたが、傷みが速いですよね。


どうです、この量。きっとレストランでもやってるんでしょうね。全員ヘルメットを被っていることに注目!中国ではあり得ないです。


これは出前のおねえさん。お昼をこうやって運んでもらえるなんて、次回にはぜひ!注文したいです。