ベトナムの旅 その6


この写真は、ダナンの空港の搭乗口に入るゲートです。いわば、もっとも広告料が高い場所のひとつだと思います。


ベトナムの表玄関、タンソンニャット国際空港


ホーチミンのベンダイン広場。他にも主に観光客向けのホテルやショップが並ぶドンコイ地区など、賑やかな地区はありますが、ベンダインは、ホーチミン最大の市場があり、ベトナム市民にとっての“中心地”といえると思います。当然のこと、最も宣伝効果のある場所です。


たしか日本ではもう見られなくなったロゴですね。私たちが泊まったホテルに備え付けてある小型の冷蔵庫は、軒並みこのSANYOでした。“在庫品一掃セール”でもしたのでしょうか?



これはホーチミンの後に行ったカントーという町の家電量販店。といっても、ワンフロアだけの小さな店でした。この店がそれに特化しているかどうかまではわかりませんでしたが、トレンドはもっぱら大型テレビ。日本製とSAMSUNGで競り合っていました。PCもTOSHIBAなどが少し並んでいましたが、やっぱりスマホの時代でしょう。


お買い上げです。故障しないで、いつまでも使えるといいですね。


バスの中からで読みずらいですが、イオンモールです。これはハノイで。ネットで調べてみると、どうやらホーチミンに4店舗あり、5店目のハノイ店は昨年秋に開店したようです。とにかく敷地が広大でした。


これはカントーに向かうバスの中から。ホーチミンにLOTTE MART(右側の赤い看板) は何店舗かあり、どうやらイオンとしのぎを削りあっているようです。いわゆる“チャイナリスク”が問題になった頃から、日本企業が中国からベトナムに資本を移しているという話は数年前から耳にしますが、韓国もこれまでの中国依存からベトナムなどにシフトが進んでいるようで、人口9000万余の市場をめぐって、熾烈な企業間競争が始まるのでしょう。いえ、もう始まっていますね。もちろん日本製にも韓国製にもそれぞれいいところがあるし、うまく生活に取り入れて、人々の暮らしが少しでも豊かになればいいなと思うと同時に、心優しいベトナムの人々が、「食い物にされなければいいがなぁ」と、取り越し苦労が消えない私です。



いかにも、「ベトナム社会主義共和国」といった感じの看板も見ました。ほんのときどきでしたが。