2013-01-01から1年間の記事一覧

サモエド

TOMMYさんありがとうございます(↓23日のコメント欄)。さっそくネットで写真をいろいろ見てみたのですが、サモエドに間違いないと思います。http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%82%B5%E3%83%A2%E3%82%A8%E3%83%89ただ、「典型的…

大糞ころがし

なつめの散歩は、一日中雨でも降らない限り、必ずでかけます。単なる散歩ではもったいないから、最近は、途中で羊の糞を拾って歩くこともあります。もちろん畑の肥料。コロコロしてるので簡単に箸でつまめるし、村には全部で200頭くらいはいるはずだから、そ…

太原 街角スナップ

今回、村に帰る日の午前中に2時間ほど時間ができたので、久しぶりに街中をブラブラしてみました。私がときどき泊まる東晋商務大厦というのは、柳巷南路という町の中心部にあり、界隈は太原でも一二の繁華街で、特に若者が集まる地域として賑わっています。ホ…

なつめ ふたたび北京へ

ちょうど1ヵ月間も空けてしまい、またまた「どうしたっ?」というメールもいただきましたが、何事もなく平穏に暮らしております。ただ、日常生活そのものがとても忙しくて、水汲みに始まり、畑の仕事、黄砂の掃除、往復1時間以上の買い物、なつめの安全確保…

碗禿(ワントウ)

電線張替えの大工事が終わったとき、いつも村にメーターを読みに来るおっさんが、今後停電は「不存在」であると、最高値で否定していったのに、ゆうべまた8時頃から停電しました。PCのバッテリーが切れたら、あとはもう早寝しか手がなく、焼酎を一杯ひっかけ…

なつめよあれが北京の空だ(つづき)

今は5月1日からの労働節休暇を前にした閑散期なので、高速も思ったよりすいていて、心配した北京の出口付近の渋滞もなく、午後2時半頃に、目的地の「北京観賞動物医院」に到着しました。今回、結果的に日帰りできたのは、一にも二にもこの病院の位置が良かっ…

なつめよあれが北京の空だ

この話には、実は非常に長〜〜い前フリがあって、しかもそれが、まったくしょうもない話で、私も書きたくもなかったし、みなさんも読みたくもないような話なんですが、これがないと、なぜなつめが北京まで行くことになったのかわかりづらいので、タラタラと…

充電を待つ間に

私のPCは、充電しても1時間ももたないので、この間1日おきにどこかに充電に出かけています。充電には1時間以上かかるので、その間ブラブラ時間つぶしするしかないのですが、おかげで、普段は行ったことがないところへ行くことができました。招賢というのは、…

串だんご

今日で5日続けて停電です。おとといは離石まで充電に行ってきました。今日は、招賢で。毎日、誰かの家に行ってごはんを食べさせてもらい、夜は9時には寝てしまいます。さすがにうんざりしてきました。さきおととい、遠くに串だんごのようなものを見つけたの…

春告げ鳥

黄土高原にもようやく春告げ鳥がやって来ました。きのう初めてポポ(ヤツガシラ)を見たのです。それがなんと、去年一昨年と営巣した、私が前に住んでいたヤオトンの屋根の上にいました。ここはもう誰も住んでいないけれど、私はまだ鍵を持っていて、バイク…

危房闘争

「危房」(ウェイファン)というのは、危険な部屋、建物という意味ですが、以前から何度も書いているように、賀家湾村の建物のほとんどが危房です。下の招賢にある4つの炭鉱のうち、一番古い勝利第一炭鉱の坑道が、村の真下を通っているからです。部屋の壁や…

撫順 その5

すっかり暗くなっているのではっきりしませんが、この建物は、現在は「煤都賓館」というホテルになっている、かつての「満鉄倶楽部」です。1泊5000円ほどで泊まれるので、いずれ実際に宿泊して、建物の中をいろいろ見てみたいです。入り口の紅いアーチには、…

撫順 その4

去りがたい龍鳳櫓を後にして、望花区にある、解体寸前だという旧日本人住宅に向かいました。その途中途中でも、「あれも日本人が造った」「あれもそうだ」と、于さんが指差して説明してくれます。彼は武警にいたからとはいえ、特別にそういうことを“研究”し…

撫順 その3

今回の最大の“収穫”はこの「龍鳳炭鉱」です。3日に偶然于さんのタクシーに乗って、彼がよく知っていることがわかったので、翌日もホテルまで迎えに来てもらうことにして、夜ネットでいろいろ検索してみました。そして翌朝何枚かの写真を彼に見せて、どこか知…

撫順 その2

ご承知のように、撫順は世界一といわれる露天掘り炭鉱で有名ですが、今回、3回もその前を通ったのに、いずれもよく見えませんでした。なぜかというと、巨大なすり鉢状の炭鉱に雪が積もっていて、天気がいいと日中それが溶けてどんどん蒸発してぼんやり霞んで…

撫順 その1

職場からの依頼で、6人グループの小旅行のお供をしていました。そして同時に撫順の“下見”に行っていました。ウチの高校の年に一度の研修旅行のメインポイントを、瀋陽から撫順にシフトさせたいという思いがあるからです。瀋陽はとにかく巨大すぎるし、もうど…

正月初八

いよいよ初八(2月17日)の廟灯会が始まりました。朝っぱらからバチバチバンバン鳴り響く爆竹の音で目が覚めたのですが、なつめは相変わらず奥に引っ込んだままです。犬が大きな音を恐がるのは普通ですが、不思議ですね、当地の犬は爆竹なんてぜんぜん平気で…

正月初七

あすの廟灯会に向けて、続々と帰ってきました。もうとっても賑やかです。 村の顔役に聞いてみたら、現在の賀家湾村の人口は、1100人ちょっとだそうです。しかし実際に住んでいるのは、その1/10程度。私がここに来た当初は、確か900人くらいと聞いていたので…

正月初六

今日(15日)は農暦の正月初六で、今日から3日間晋劇が上演されます。初八がこの村の廟灯会で、この日が一番賑わいます。廟灯会というのは、村々の神様が違うので、開催される日にちも違います。隣村の劉家庄は水神様で、農暦五月に行われるようです。賀家湾…

樊家山

昨日、ちょっとした用があって、隣村の樊家山へ行ってきました。樊家山は、私が2006年春から1年ほど暮らしたところで、賀家湾からは歩いて30分ほど、招賢から遠ざかります。私がいた頃は、この村は近隣でも割合に豊かな村といわれ、希望工程(貧困地区の小学…

春節快楽!

明けましておめでとうございます。けっきょく「年夜飯」は、ほんとうに幻で終わってしまいました。界隈は元々が食うのがかつかつというビンボーな村だったので、そんな立派なものは用意しなかった、できなかった、ということもあります。しかし、それにして…

生産直売

今日(8日)が今年最後の市でした。出店の数は、むしろ先回より減っていましたが、明日が大晦日ということで、生鮮食料品の店がたくさん出ていました。大晦日には、普段は滅多に口にしない魚を食べる習慣があるのです。それは、「魚」という字と裕福の「裕」…

いよいよもって幻の。。。

以来、私は“伝統”を探し続けているのですが、さっぱりです。「年夜飯」というのは大晦日に食べるもので、2月9日の夜です。こちらでは大晦日といわずに「過年」といいますが、息子たちの家族は、過年は自分たちの家で過ごし、新年が明けてから村に帰ってくる…

迎春市

春節まで1週間となった昨日、5日に一度の市が招賢で開かれました。天気はよくなかったのですが、さっそくビデオを持って出かけました。なにしろ顧客層があまり豊かとはいえない人ばかりですし、食料品は自給体制が整っているので、特別に“迎春用品”が並ぶわ…

伝統を求めて

10時頃、洗濯をしようとして、ゴム手袋に手を入れました。すると右手の小指の先に何かごわっとしたものがあたって、一瞬、バンドエイドが抜け残っているのかなと思ったのですが、小指に貼った覚えもないし。。。ま、まさかっ!とあわてて手を抜いてトントン…

つづきとおまけ

太原に着いて、駅前に宿をとり、26日の離石(駅名は呂梁)行きの切符を買いに行きました。太原発呂梁終点の列車が1日2本あるので、これは早めに行けば、だいたい当日でも買えます。しかし朝の7時台では早いし、もう1本は着いてからのバスに間に合いません。…

お久しぶりです

よんどころない急用ができて帰国していましたが、うつを引きずったままだったので、ブログの更新もできず、人にも会わずに用だけ済ませて戻ってきました。今は太原のホテルです。この間、バタバタと移動することが多く、またこれまでとはちょっと違った光景…