正月初七

あすの廟灯会に向けて、続々と帰ってきました。もうとっても賑やかです。
村の顔役に聞いてみたら、現在の賀家湾村の人口は、1100人ちょっとだそうです。しかし実際に住んでいるのは、その1/10程度。私がここに来た当初は、確か900人くらいと聞いていたので、人口は200人以上増えていることになります。つまり人口というのは、この村に戸籍(中国語では戸口)がある人ということで、例えば賀家湾の男性が他の村の女性と結婚して、離石で暮らしているとしても、戸籍は賀家湾にひとつ増えるわけで、子供が生まれればまたひとつ増えます。賀家湾の女性が他村の男性と結婚すればひとつ減ることになりますが、その相手が例えば太原の都市戸籍の男性ならば、女性の戸籍はそのまま賀家湾に残ります。(場合によっては都市戸籍に移動するケースもある)。また、結婚適齢期の男性の数は、女性をやや上回ります。子どもは2人、時には3人というケースが多いので、人口は増えてゆくわけです。

それにしても、子どもたちの服装が華やかで、けっこう高そうなのに私も驚きました。以前はこんなにいい服は着せていなかったように思うのですが。(この下の樊家山の子どもたちの服装と比べてみてください。いくら正月とはいえ、ぜんぜん違います。)こうなると、親は何食か抜いてでも、子どもの服を買わなければならないでしょうね。村に住んでる子でも、去年の服を着たままの子なんて、ひとりも見ませんでした。

いずれにしても、こうやって村に帰って来る人たちは、比較的裕福な人たちではあります。ちなみに、この中で、私がどこの家の子かわかる子はひとりもいません。