生産直売

今日(8日)が今年最後の市でした。出店の数は、むしろ先回より減っていましたが、明日が大晦日ということで、生鮮食料品の店がたくさん出ていました。大晦日には、普段は滅多に口にしない魚を食べる習慣があるのです。それは、「魚」という字と裕福の「裕」の字が同じ発音なので縁起をかつぐためです。ただし、食べ慣れない魚よりもやはり肉の方が人気で、冷凍の鶏肉などを買っている人が多くいました。

そこで今日は、まさしく“生産直売”のおっさんを見かけました。包丁です。5里(2,5キロ)ほど行った、ナントカ村から来たそうで、もちろん自分で打ったものです。1丁が120元といっていましたが、この右側のお兄ちゃんは、100元で買っていたみたいです。

ちなみに今日の私の買い物は;

インゲンとピーマンと白菜、16元。(白菜は普通のはもっともっと大きいです)

みかん、10元。日本のものの半分くらいの大きさで、味は同じ。

魚ボール、15元。日本でおなじみのカニカマボコ(?)がありますね。これはおそらく、元々日本向けの商品として製造していたものが、中国でも出回るようになったのだと思います。離石のスーパーまで行くと、見かけるようになりました。

焼餅5個で5元。小麦粉に塩と香辛料を入れて練って焼いたもの。直径12センチほど。これとインスタントコーヒーが私の朝食の定番。バターがあるとほんとに嬉しいけど。。。

骨はタダ。こうやっていつまでもガリガリやっていてくれると、静かでありがたいです。

全部で46元(1元≒13円)買ったわけですが、これはとても高いです。正月料金ということもありますが、それ以上に、最近の食料品の値上がりはヒドいのです。日雇いの単純労働で日当が100元ほどですから、こんなひとり分の量では、いかんともしがたく高いです。