サモエド

TOMMYさんありがとうございます(↓23日のコメント欄)。さっそくネットで写真をいろいろ見てみたのですが、サモエドに間違いないと思います。

http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%82%B5%E3%83%A2%E3%82%A8%E3%83%89

ただ、「典型的なスピッツ体型」と書いてあるけれど、ウチの村の犬はもう少し胴体が長いような気がするし、かなりの大型犬です。もしかしたら純血ではないのかもしれませんね。

実は太原で見たときに似ているなと思ったのですが、村の犬を見たのは一度だけだったので、今日、行って写真を撮ってきました。この顔はまぎれもなく「サモエド」ですよね。私は日本では一度も見たことがないですが。

ご主人は留守で、犬だけが母屋から離れた崩れヤオトンの庭に鎖で繋いでありましたが、私が近づいて行っても、まったく威嚇することも吠えることもなくて、ネットに書いてあるように、人間と長〜くお付き合いしてきた犬なんだなと思いました。

このご主人は以前はチベット犬を飼っていたのですが、最近知り合いと交換したといっていました。チベット犬は飼うのが難しい(けっこう獰猛だから)し、ときどき他の村でも見かけるので、供給過剰なのかもしれません。人間よりたくさんご飯を食べる犬をペットとして飼っておけるほどの余裕はないので、当然繁殖が目的で、いずれメス犬も購入するのではないかと思います。

それにしても、短い鎖で繋ぎっぱなしで、ブラッシングなどもちろんやってないし、ほとんど人の通らない場所にひとりぽっちで放っておかれて、これではサモエド君がかわいそうです。ご主人はよく知っているおっさんなので、次に会ったときによくよくいって聞かせるつもりです。もちろんネットで知ったにわか知識ですが。

それにしても、とにかくかわいい犬ですね。初対面といっていい私なのに、帰るときはほんとうに寂しそうな表情をして、また来てね、といわれているみたいでした。私のウチからはちょっと遠い谷間のヤオトンですが、これからなつめの散歩コースは、山から谷へと変更になりそうです。