お引越し

4日間離石に行っていました。実は、このブログにもたびたびコメントをくださる、フィラデルフィア在住のトーマスさんがお引越しをされて、そのお手伝いに行っていたのです。

つまり、これまで使われていたアメブロが、理由もはっきりしないままに利用不能になってしまい、やむなくはてなブログに引っ越されたわけです。それで、その通知をアメブロでアップすることもできない状態だそうなので、とりあえず、ここにもお知らせをしておきます。新しいアドレスは↓です。

フィラデルフィア日記」
http://thomas-penfield.hatenablog.com/


いまは村ですが、今日は朝から小雨で気温が低く、ストーブを廻しています。長く閉め切っていた洞窟部屋なので、しんしんと底冷えがします。天井の大崩落はまぬかれていたものの、いまだにパラパラと小さな土くれが落ちてきます。いいかげんに修理しないといけません。そうそう、ネズミも出ます。私が大事にしていた、一番古い棗、たぶん7年前のものだと思いますが、全部やられました。甕の中に保存していたので大丈夫とたかをくくっていたのですが、膝くらいの高さの甕で、これくらいは登ってくるということがわかりました。なつめがいなくなったので、これからは熾烈な戦いが始まるものと思われます。



今日村で葬儀がありました。こちらの葬儀は、ほぼすべて屋外で執り行われるので、雨が降るとほんとうに難儀です。明日早朝に埋葬ですが、大雨になると、流れた黄土で滑って、重い棺を運び上げることができません。関係者は気をもんでいることでしょう。ちなみに、こちらの棺は日本のものとはまるで違って、ものすごく重いのです。この重くて立派な棺を使う、というのも漢族の文化です。

話は飛びますが、5年ほど前にチチハルで見た回族(中国のイスラム教徒)の葬儀では、埋葬のときには棺から遺体を取り出して、そのまま土に埋めていました。棺は何度も使い回すのだそうです。

そうこういっているうちに雨も上がったようです。ポポの声が聞こえてきました。ブリキの扉にしてから、どうも外の様子がわかりづらくなりましたが、陽も出てきたようです。明日はきっと晴れることでしょう。日が暮れてから音楽会が始まるので、ちょっと見てきます。さっき、「オレ覚えてるか?」(いちいち覚えてるわけないでしょ)と寄ってきた楽隊のおっさんが、絶対来てくれといっていたことだし。

と、なんだかわけのわからないエントリーですが、メインは、引越しのお知らせでした。トーマスさん、妙な記事とセットですみません。