劇台 その8

23日。入り口の門柱に、こんな飾りタイルが貼り付けられました。

もちろん本来ならば、柱の前に石の獅子が置かれるはずですが、そこまでの予算は取れなかったようで、こういった出来合いの便利なものが使われたようです。

広場全体をモルタル舗装するために、地ならしが始まりました。無粋なようですが、土のままでは、雨が降ったりすればドロ海になって使い物になりません。砂より細かいシルトという物質なので、ほとんどトリモチの中を歩く状態になり、日本人には想像が難しいぬかるみ方です。

25日。門柱が完成しました。

モルタルの流し込みが始まりました。

26日。劇台の壁はセメントの上に薄水色のペンキが塗られ、飾り模様も入れられます。下書きは養生テープと鍋蓋を使って。

29日。2日村をあけて戻ってきたら、こんなものが設置されていました。これは中国では、公園や団地の広場、道路の片隅などなど、まったくどこに行ってもゴロゴロしていて、健康保持のためにけっこう利用されています。しかし、この程度の村の中に設置されるのは初めて見ます。いよいよもって、「劇台」ではなく「文化広場」らしくなってきました。

かつての賀家湾村小学校の壁も塗り替えられ、窓枠も整えられていました。

集会所の建物もこんなにきれいになりました。娯楽室でも作るんでしょうか?大型テレビも置いて。どんな使われ方をするのか興味深いですね。まずはバクチ部屋を作れば、大繁盛間違いなしですが。