インゲンな日々

毎朝これくらい採ると、夕方にはまた大きくなっていて同じくらい採れるのです。その上に、いまはどこの家でも鈴なりだから、くれるんです。通りすがりに声をかけられたのは全部断りますが、わざわざ持ってきてくれるものはなかなか断れません。

それで、きのうはインゲンカレーを作りました。買ったのは玉ネギだけで、あとは全部もらいものと自家製。なぜか、玉ネギは村で作っている人は皆無です。インゲンを山ほどと、去年の切干カボチャ、ピーマン、ナス、トマト、ジャガイモ、リンゴに桃、杏まで放り込んでぐつぐつ煮たら、けっこうおいしくできました。

トマトもよくもらいます。村人はみなトマトピューレにするので、私もやってみました。皮を剥いてみじん切りにして、塩をふり込んで弱火で3〜40分煮詰めます。それを煮沸消毒したビンに詰めてできあがり。これを麺にかけたり、餃子のタレに使います。トマト自体、けっして日本の手間ヒマかけたものには及びませんが、煮詰めてゆくとどんどん甘くなるんですね。これもけっこうおいしくできました。

問題は、トウモロコシ。何度も書いているように、マズイのです。以下、前にも同じパターンのものをアップしましたが、これを見ていただくと、いかにマズイかご想像に難くないでしょう。

頑として口にせず、さりげなく私の足元に擦り寄ってきます。

今回も根負けして、ソーセージのみじん切り。よ〜く読んでます。こすいのです。

それにひきかえ、以前捨てられていたこのワンちゃんは、素直で、なかなかハンサムな子に成長しました。