強い日差しの中で

このところ、久々の好天続きで、強い日差しが照りつけています。それでも気温は低く、日も短くなっているので、干しイモがなかなか完成しません。以前大失敗をしたことがあって、生のサツマイモを薄く切って、そのまま干したことがあります。どうもヘンだなと自分でも思ったのですが、いったん蒸かしてから干すんですよね。だんだん干しあがってくると甘い匂いが漂うので、なつめがいつもその場所でお座りして離れません。

タバコの葉はこのじいちゃんのものでした。以前棗の樹に登っていたじいちゃんです。

このじいちゃんも、私がレンズを向けると、必ず直立不動になってしまいます。「普通に動いて!」といっても、なかなか通じません。これはトウモロコシの殻で、燃料にします。かなりの火力があります。昔はこれをひと束いくらと、売買したそうです。

このじいちゃんは、招賢で綿を買ってきたところ。ふとんも自分たちで作ります。予報では、そろそろ初雪。朝方の冷え込みがこたえるようになってきました。なにしろ私の部屋はかまどに火を入れておらず、小さな電気ストーブきりですから。村人たちの部屋に入ると、ほんとうにじんわりと温かく、これからがいよいよヤオトンの本領発揮の季節となります。

(11月24日)