雨の止み間に
私がいなかった間に、雨は適度に降ったそうです。作付けの直前まで干ばつ気味でしたが、ぎりぎり間に合ったようです。
一昨日午後に激しい雷雨があり(こういう雨は短時間でも井戸にたまります)、昨日も降ったり止んだりでした。今日も午前中はパラパラしていましたが、午後になって薄日が差してきたので、急いで畑の様子を見て来ました。予報によると、明日から4日間ほど雨が降り続くらしいのです。
大豆は青々と茂っていました。自家消費と共に商品作物です。
油を取る麻。これも商品作物、割合高く売れます。
ゴマ。塩、唐辛子、ニラ、ゴマが麺にかける薬味の定番。
粟。この畑はよくできていますが、畑によってマチマチですね。日当たりとか、作付け時期によって。
綿はひとつの株に白とピンクと両方咲くんですね。初めて知りました。普通は、白一色です。
シジミ蝶がいました。滅多に見ないです。
停まってくれないのでボケてますが、ペアルックでかわいい蝶々でした。
ちょっと大雨が降ると、すぐにこんなふうに陥没します。収穫期にはオート三輪を入れる人が多いので、修理しなければなりませんが、なかなか大変です。
ここはもう耕作放棄されています。私が来てから3年たちますが、その間にも、家族で町に出て行った人たちは少なくありません。
ところでひとつ、大異変が起きているのです。下の写真のように、ウチの棗は普通に実っていますが、山の上の畑では、ほとんど実をつけていない樹が多いのです。ひとっつも成ってない樹すらあるのです。村人の庭に植えてあるものはだいたい普通に実っています。標高差など、たかだか2、30mなのに、どういうわけかさっぱりわかりません。山の畑のものは商品作物なので、農民たちには辛い状況です。去年も不作でした。
(8月16日)