留守にしていた間に

留守にしていた間に、私のミニ菜園も立派に育っていました。キュウリもインゲンもすでに収穫して食べています。トマトはまだ青いです。意外なことにとうもろこしが立派に育っていて、これはとても楽しみ。肥料ですか?そりゃもちろん、この地の習慣にならって下肥です。もう3回も汲みましたよ。全部自分で出したものだから、少々かかったって平気平気。この歳になって、こんなことを初体験するとは思ってもみませんでした。

草取りをしていたらこんなヘビがにょろにょろ出てきました。滅多に見ないそうです。私もこの5年間で初めて見ました。土を水で練って、それで固めて谷に捨てていました。

1週間前に最初の一輪が咲きました。この八重のものがダントツに早く開くんですね。他はまだ蕾もないのに。待ってましたとばかりに、さっそく昆虫たちがやって来ます。

こんなにきれいに脱皮するものなんですね。まるで淑女のドレスのようではありませんか。

ネズミとの戦いは続いています。穴などいくら塞いでも、翌日にはすぐに新しいところから出てきます。黄土は柔らかいですから。食べ物は甕の中か上に置いているので安全なのですが、何かいい方法はないのでしょうか?殺鼠剤はなつめがいるし、そのネズミを猫が食べてもまずいし、ぺったんこは、七転八倒する姿を見るのがいやだし、猫を飼うわけにもゆかないし、今、箱型になったネズミ捕りの道具探しているのですが、なかなか見つからないのです。

きのうなつめを洗ってやりました。体が乾ききるまでカンの上にあげてやります。

いったん下におりたらもうあげてもらえないので、体が乾いたのになかなかおりようとしません。

かなり悩んでいます。

私が鍵の束を手にすると(鈴が付いている)、散歩に連れて行ってもらえると思って、必ず飛び出てきます。今度の家は門の前がテーブル状の台地になっているので、なつめはお気に入りのようです。犬って、やっぱり高いところから見下ろすのが好きなんですよね。

棗の実も、これから次第に色づいてきます。立秋も過ぎ、日が暮れると秋の虫が涼やかな音をたてるようになりました。

(8月15日)