修理状況です。

村長さんの家に引っ越すことは早くから候補にあがっていたのですが、あまりにボロいため、村人が「何もそんなところに引っ越さなくても」というので、決められなかったのです。しかし、空いている部屋はあくさんあるのですが、私の条件を完全に満たすところというのは意外に少ないのです。下に書いた条件の他に、バイクで上り下りできること、というのもあります。また、村人が集まってくるところというのはだいたい決まっていて、情報を得るためには、はじっこの方の部屋ではダメなのです(これまではそうでした)。それから、犬を飼っていない家の方が少なくて、お嬢様育ちのなつめは、品の悪い雄犬とはいっしょに暮らせません。それでけっきょく村長さんの部屋に決めて、今回は少しお金をかけて部屋を修理することにしました。

一番最初を撮っておくのを忘れたのですが、これは私がぼちぼち1週間ほどかけてかたづけた後のもので、私の力ではどうにもならない大物(材木)が残っています。

これを2人の男性に頼んで、右奥の后ヤオと呼ばれる部屋に押し込んでもらいました。3時間ほどかかった“汚れ仕事”だったので、ひとり50元を用意していたのですが、どうしても受け取ってもらえず困りました。以前何回も写真を撮ってもらったのでいらないというのです。

かなりすっきりしました。村人に情報が行き渡ったので、入れ替わり立ち替わり見学者がやってきます。

天井にある2か所の崩落は危険です。昔左官仕事をしていたという人が村にいたので、さっそくお願いしました。頼みに行った翌朝8時にもう仕事が始まり、その日に終わりました。

サソリが入ってこないように、外側の建具と土壁のすきまもすっかり塞いでもらいました。20キロの石灰を2袋と、2人分の工賃で240元払いました。あぁ、安い!

こんな感じになりました。中央左の白い柱は、天井の崩落を予防するためのつっかい棒です。あとは電気工事と窓の紙貼りの仕事があります。なんとか予定通りに今月中に完成しそうです。