まだ生きてます。

PCはまだ生きているのですが、まるでアブの大群に襲撃されたような音が聞こえ出すと、もう気が滅入ってしまって書く気が失せてしまうのです。それだけでなく、いろんな不具合が次々出てきて、だいたいこの「記事を書く」ページまでに行き着くのに、10分以上かかります。yahoo mail も重くてぜんぜん開けなくなって、もう使うのを止めました。考えてみれば、私には職場のアドがあって、それなら軽いし迷惑メールも入らないし、これまでなぜ使わなかったのでしょう。ウチの学校は通信制ということもあるけれど、校長がIT派で、学校の規模の割には機器は立派なものを揃えているし、サーバーもでかいし、セキュリティにもお金かけているのです。とにかく、私のPCは多臓器不全状態ですね。かわいそうに、これまで一生懸命働いてくれたのにね。

日本語OSの件ですが、こちらで日本語を勉強している中国人に聞いてみたら、買うときに店でそういえば設定してくれるそうで、つまり、たんぼの案山子さんがおっしゃる無料ソフトをダウンロードしてくれるということなんでしょうね。なんだか使い勝手が悪そうですね。なまじ日本語と中国語は同じ文字を使うので、かえって妙にこじれて意味不明になることも多いのです。

それでも、修理の問題とか、無線ネットの接続問題とかさんざん苦労してきたので、今回は断固lenovo を買う気でいます。太原まで行って買います。その方が安いのです。モノによっても違いますが、この地で採れる生鮮食品を除くと、太原より離石、離石より招賢の方が物価はむしろ高いのです。この地で生産しているものが何もなく、すべてに輸送費がかかるから当然といえば当然ですが、そもそもそれらの商品を製造、輸送するエネルギー源は、この地で掘っているわけだから、何とも矛盾しているといわざるを得ません。

ところで今日、離石に行ったのですが、私が乗るバスのターミナルは「扶貧記念碑」(扶貧=貧困者を援助する事業を記念して建てられたもの)というところで、そこにものすごい数の“黒タク”(日本で言う白タク)が止まっていて驚いてしまいました。最近小型のQQ という車が流行っていて、これで黒タクをやって稼いでいるのですが、日本と違って、こっそり隠れてやる、のではなく、堂々と正規のバスやミニバンと張り合って、お客さんの取り合いまでしているのです。しかし、いつの間にこんなに多くの人が“自家用車”を持つようになったのでしょう。

今は免許証を取るにも、車を買うにも、ナンバープレートを買うにも(中国の場合、この2つは別々に買う)、みな順番待ちで、臨県では、運転免許試験を受けるのに、2年待ちだとか聞きました。試験日が週に1日しかないからです。それで、一時は私も免許を取ることを考えたのですが、あきらめました。中国(大陸部)では国際免許証は使えないのです。私のバイクは排気量が少ないので免許証はいりません。

いよいよ音がうるさくなったので、今日はこの辺で。

(2月20日)