道普請

村の道路が舗装されることになりました。コンクリート舗装です。コンクリートが一番手間がかからないのでしょうか?最近になって近隣の村々で見るようになった舗装はみなコンクリートです。

数日前からまずは道路の地ならしが始っていました。それぞれ自分たちの家の周りは自分たちでやります。こういうときにこそ、私はソツなくアメリカタバコを配ったり、日本茶を振舞ったりして、点数を稼いでいます。

13日からいよいよ本格的に普請が始りました。村中の三輪車を動員して、次々とコンクリートが運ばれてきます。

スコップでざくざく広げます。

それをぺたぺたならします。見たことがない人たちだったので、これは“専門家”なのかもしれません。

その上をビニールシートで覆います。2日後には通れるそうです。

土の道路がコンクリートに変わるのに、私たちよそ者は、一抹の寂しさすら感じるものですが、なつめが走るだけでも砂煙が立つ路です。村人たちにとっては、とてもありがたい“行政の恩恵”でしょう。

私が村を出た14日の朝6時半、村人たちが現場に向かいました。2週間かかるそうなので、私が帰る頃には、普請は終わっていることでしょう。

(9月16日)