棗は食べごろだけど‥‥

今日も朝からぱらぱら雨が降ったり止んだりです。村人がいうには、天気予報では明日から晴れるというのですが、きのうも同じことをいっていました。

そんな雨続きですが、棗の実はどんどん紅くなって、生で食べるには食べごろです。完全に紅くなるより、まだらに紅くなっている頃の方がおいしいのです。ちょうどりんごのような味がするのですが、日本の棗よりきっとずっとおいしいと思います。

道を歩いていればいたるところ棗だらけ、手を伸ばせばいやでも棗に当たるくらいの距離ですから、私もついつい食べ過ぎてしまいます。かじってみてあまりおいしくなければポイと捨てて、新しいのをまたポチリという、実に贅沢な食べ方をしています。しかし、紅くなっている部分を見ると、やっぱりすでに皮が割れてしまっているのです。早く雨が上がらないと、3年続きの壊滅状態になってしまいます。

土砂崩れはこんな感じでいたるところで発生しています。これは小さなものですが、道を塞いでしまうものもときどき発生し、バスが止まってしまいます。雨が続くと路肩もゆるんで危険だし、山側も土砂が落ちてくるので危険。バイクの数もめっきり減っています。

これは、どこかの村であった結婚式の帰りの楽隊のメンバー。夕方山の方から下りてくるのは結婚式の戻り、登ってゆくのは葬儀が始まることを意味します。

(9月10日)