照片 2

安眠亭さんに喜んでいただけそうな(?)葬儀の様子を。ただし、一番大事なところ(納棺、出棺、合葬の様子など)はビデオを回していたのでありません。また機会があれば。いずれも、賀登科老人の葬儀です。

この祭壇はかなり豪華な方です。値段を聞き忘れましたが、多分2,3000元か?祭壇の左手でマイクを持っている人が、故人の来歴やエピソードなどを延々と節をつけて読み上げ、時に参列者は涙を流しながらそれを聞きます。それが1時間×3回ほど行われ、親族の方はその間ずっと跪いていなければならないのでかなり疲れます。

棺は真っ赤な布で覆われます。

10時頃に朝ごはんが出ます。もちキビで作った餡入りだんごと、豚肉と野菜のごった煮スープと決まっています。

背中に故人をしのぶ言葉を書いた紙を貼ります。この子は内ひ孫になります。

弔問客を迎える故人の息子たち。

食事の準備。女性の姿はありません。もちろん禁区というほどではありません。

右のひとりは、故人の娘。左の3人は、先に亡くなったオクさんの親族。女性が弔問に訪れると、棺の前で激しく哭き、ころあいを見計らって、親族が「もう哭かなくていいから」と止めに入ります。

夜明けとともに出棺。真冬はもう死にそうに寒いです。子供たちの緑の腕章は、外ひ孫の印。

埋葬にも女性は手を貸さず、じっと見守るだけ。男性だけで行われます。風水師がいろいろ細かく指示を出します。

墓穴の中。お供えや、風水師が持ってきた文字(?)を書いた石などを入れます。今回合葬も済んだので、この先、永遠に掘り起こされることはありません。