老哈爾濱





習政権になってから、愛国や道徳や党をたたえるスローガンがやたらと目に付くようになりました。



その中であれっ?と思ったのがハルビン西駅の通路にあったこれ↑
上の字が書いてある部分が左側で、右側に写真が繋がる1枚のポスターです。ポスターといっても、プラケースで覆われた立派なもので、高さは私の背丈ほどあります。上記の愛国モノもだいたい大きさは同じです。

よく見ていただければおわかりのように、日本語の看板が並び、左端には和服姿の女性が写っています。ハルビンが“満州”に属していた時代の写真ですが、中国にとってはいわば“屈辱”の証明みたいなものです。

ところが、左側の文字は「老哈爾濱」とあって、この場合の「老」は、昔のとかなつかしのといったような意味あいで、否定的なニュアンスはありません。「郷愁のハルビン」といった感じです。

で、細かい文字はどう書いてあるかというと、いまはちょっと忙しいので、また明日。