孤独なガードマン

散歩をしていたら、なつめが突然立ち止まって何かをじっと見ているので、誰か来たのかと思ったら、かかしでした。作物はモチキビ。冠婚葬祭につきものの「油糕(ヨウガオ)」というキビ団子(餃子形、中に黒砂糖を入れる)を作るためのものです。キビは稔ると実がばらばらと落ちてしまうので、ガードマンにスズメの番をさせるより何より、早く刈り取らないといけません。

でもこんな人、昔どっかで見たことがあるような。。。(わかる人はわかりますよね)。朝晩はめっきり涼しくなって、予報では明日の明け方は2℃、風邪ひかないようにね。

我が家というか、前の道路端のコスモスは今年で3年目です。中国産のものを日本で購入して持ってきたものですが、これがこれまでのコスモスの概念を覆すほど多彩なのです。なるべく変り種を集めて蒔いてはいるのですが、どのみち混ざってしまって先祖還りするだろうと思っていたのですが、なかなか個性を主張して頑張っているのです。

これがもっとも多いタイプですが、日本のピンクよりもなぜか赤が強くて、紅色になります。白は毎年減ってゆくようで、今年は1割もありません。以下、変り種をずらりと。変り種の率は高く、全体の半分以上は、私がこれまで見たこともないような花が咲きます。ちなみに、コスモスは、この地でもときどきみかけます。

この虫はホウジャクというスズメ蛾の一種らしいですが、なぜかコスモスの咲く頃になるとやって来ます。夜行性ではなくて、午前中に見かけることが多いようです。今朝も、ずらっと見渡したら、5、6匹いました。ものすごいスピードで移動するので、写真撮るのが難しいです。