カササギ

身辺状況あまりかんばしくなく、ここも相変わらずご無沙汰ですが、昨日ちょっと珍しい写真を撮ったのでご紹介します。ビデオファイルからの切り取りでやや不鮮明ですが。

カササギは、日本ではごく限られた地域でしか見られない鳥で、私も見たことはありませんでした。こちらでは冬になるとやって来ますが、そんなに多くはありません。ただあの独特の鳴き声(鳴き声から、カチガラスとも呼ばれるけれど、私にはカチカチとはどうしても聞こえません)が冬空にこだまして、これから寒くなるぞぉーと教えてくれているようです。こんなに寒い時期に営巣するんですね。今はまだ場所を探しているところです。

裏の山の棗の枝に4羽が戯れていました。これまで1羽かつがいのどちらかしか見たことがなかったのですが、珍しく4羽もいました。2組のカップルなのか、1家族なのかはわかりません。それほど警戒心が強い鳥ではなく、かなりの近距離に行くまで動きません。というか、こちらの野鳥たちは、日本の感覚でいうと、みんな警戒心が希薄なのか、逃げないんですね。人間との関係が日本のような人口密集地帯とは違っているような気がします。ヤツガシラにしても、子育ての真っ最中でも私の存在があまり気にならないようで、その証拠に、2年続けて同じ場所に営巣しましたから。

写真中央の下面になつめの尻尾。今まさにダッシュをかけたところ。その斜め左上に飛び立つカササギ。こうやってしばらく遊んでました。勢いあまって崖っぷちから転がり落ちないか心配でした。前に一度落ちたことがあります。