窑洞博物誌 耙(ba)

1月1日に行った郝峪塔村の白じいちゃんの家には、面白いものがいろいろありました。ものだけではなく、この白じいちゃん自身がとっても面白い人で、私の写真撮影にものすごく協力的なのです。この農具も、庭の隅に立てかけてあっただけですが、私が写真を撮ろうとするとすぐに出てきて、頼まなくてもいろいろポーズをとってくれました。

これは、耙(バー)という農具で、家畜に曳かせて畑をならすものです。中日辞典を引いてみたら「まぐわ(馬鍬)」と出ていて、それを広辞苑で引いてみたら、「日本在来の農具の一。長さが約1mの横木に約20cmの鉄製の歯10本内外を植え、これに鳥居形の柄をつけたもの。」となっていました。ちなみにこの耙の歯は木製です。